「油性塗料」から、環境にやさしい「水性塗料」の時代へ…
環境保全の一環から欧州で施行されたVOC規制に伴い、世界の自動車メーカーは水性塗料へと移行しています。 高VOC製品の販売に規制がかかり、今後はますます水性塗料に変わっていくことが予想されます。水性塗料が中心となるこの将来に、御社にとっての最適な作業環境が何か、多岐にわたる設備も先を見据えた情報力とノウハウによって、正確なプランを導き出します。
VOC排出規制への取り組み
欧米諸国を中心に、環境規制の動きはますます強化されています。 ヨーロッパでは2007年よりほほ全ボディショップに対し、水性塗料の導入が義務づけられました。 またアメリカ・カリフォルニア州でも2009年より水性塗料の導入が決定され、グローバルでの環境に対する規制は厳しいものとなってきました。 VOCは光化学スモッグ等の大気汚染や地球温暖化をはじめとする環境汚染を引き起こす原因とされ、 人間の健康に重大な悪影響を及ぼす恐れがあり、VOC排出量の削減を行うことが緊急の課題となっています。
自動車産業の未来を考える
ハイブリッド車やEV車への移行、自動運転やさらなる安全機能や利便性向上に向けた取り組みが世界的に行われるなかで、塗装についても個性的なカラー出の差別化や水性塗料の切り替えなど改善が図られています。今まさに過渡期ともいえる自動車産業において、整備工場は新技術への対応が課題となるのも確実です。総売上が減少傾向の鈑金塗装業界において、整備工場や塗装ブースなどの設備や新しい技術など、将来を見据えた対応をいかに行っていくのか大きな課題に直面しています。
世界の信頼をサプライ
業界を牽引するメーカーと提携
PPGインダストリーズは1883年創立のアメリカの大手企業で、自動車補修用塗料は世界的シェアNo1を誇ります。 世界各国に拠点を持ち、自動車補修に焦点を当てて開発される製品力とそのシステムが最高レベル『PPGブランド』です。 エフアンドシージャパンではPPGジャパン社の自動車補修塗料部門と全面提携し、日本国内の自動車関連会社さまに供給を行います。
これからの補修ビジネス
将来のビジネスに向け環境を改善する
VOC規制により世界が水性塗料に切り替わっていく流れのなか、いずれ日本国内の補修業界でも水性塗料への切り替えが現実となることが予想されます。当社で取扱う塗装システムは海外で高い評価と実績を築いており、日本国内でもいち早い導入による環境改善で、これからのビジネスを有利に展開いただけると考えております。
サービス・技術のサポート体制
水性塗料研修会の実施
新たな製品の導入に当たって課題となってきたサービス面や技術面のフォローシステムも確立しております。 製品を安心してご使用し、安定して販売に繋げていただくためにも重要な問題であり、各分野の専門家による充実したサポート体制で安心してお任せいただけます。
スタッフ養成プログラム
フレーム修正、溶接、ダメージ診断、パネル修正、塗装下地、水性補修塗料の塗装において、鈑金塗装の現場に向けた技術指導を世界的メーカー基準のもと行っていきます。経験者から未経験車までスタッフのスキルレベルに応じた内容での技術研修をご用意いたします。
必要に応じて様々なサポートをご提供いたしましております
弊社はお客さまのニーズに応じたご提案をさせていただきます。 作業効率が良く高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを実現していけば、ビジネスをプラスに転じることも十分に考えられます。自動車塗料や設備機器など製品面、そして技術向上をはじめとするスタッフ養成など、トータルにサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。